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治療内容や費用などの違いを理解しましょう

保険診療と自費診療の違い

  • check_box 保険診療は国が定めた基準や制限内で行われる治療です。
  • check_box 自費診療は健康保険の適用外で、自己負担が必要な治療です。
  • check_box 保険診療では、一部の材料や治療方法の選択に制限があります。
  • check_box 自費診療では、より高度な治療や特定の希望を取り入れた治療を選択できます。
保険診療と自費診療の違いについて解説します。治療内容や費用、保障範囲などの違いを理解しましょう。
根管治療とは

根管治療とは

歯の内部を丁寧に治療します

  • Point 01

    治療の基本

    歯根っこの中の神経や血管・感染部を取り除き、清掃・消毒を行う治療法です。

  • Point 02

    症状と進行

    根管の炎症や根尖部歯周組織の膿漏、歯の痛みなどが症状として現れます。治療を行わないと歯が失われる可能性があります。

  • Point 03

    進行過程
    根管内の細菌や死んだ組織を除去し、充填して再建する過程を経て、歯の機能と見た目を回復させます。
保険の根管治療の特徴

”ある程度のレベルの治療しか受けられない”

保険治療では、国が指定した材料や薬剤しか使用できません。そのため、高コストの材料や薬剤は選択肢にありません。最新の医療技術や優れた材料を利用することが制限されます。


”健康意識が低くなりやすい”

日本の保険治療は他国と異なり、高額な治療費がかかることが少ないため、健康意識が低下しやすい傾向があります。アメリカやイギリスのように民間の保険に加入して治療費を補う制度が一般的ではないため、定期的な検診よりも治療費が高額になるケースが少なくありません。


他にも、例えばラバーダムと呼ばれる、唾液中の雑菌を遮断する防湿防菌シートを用いた際の根管治療の成功率は約90%とされます。一方、ラバーダムを使わない場合の成功率は約50%以下と言われています。しかしながら多くの歯科医院でラバーダムを使用していないという事実があります。 多くの歯科医院がラバーダムを使っていない理由は、根管治療の保険点数が低いことが影響していると言われています。特に、ラバーダムの保険点数が平成20年以降0点に改定されたことで、根管治療を行うことで経済的な負担が増加する可能性が生じました。そのため、多くの歯科医院がラバーダムの使用を控えているとされます。


保険の根管治療の実態”成功率”

海外のデータによれば、初回の根管治療(抜髄)の成功率は90%以上と高いですが、再治療(感染根管治療)の成功率は60〜80%と低下します。つまり、初回の根管治療が不十分で再治療が必要になると、成功率が低くなる傾向があります。 しかし、日本における根管治療の実態調査では、抜髄治療よりも感染根管治療の件数の方が多いことが明らかになっています。また、他の調査でも、国内の根管治療後の再発率は50〜70%であり、つまり根管治療を受けた2人に1人は再治療が必要になる可能性が示されています。


背景画像
精密根管治療のメリット
精密根管治療のメリット

根管治療では、狭い根管内を清掃・拡大するために、細い針状の器具「ファイル」が使用されます。保険治療では通常、ステンレス製のファイルが使われますが、自費治療では曲がりにくく、折れにくいニッケルチタンファイルがよく使われます。

また、自費治療を提供する多くの歯科医院は、根管治療に「マイクロスコープ」を導入しています。マイクロスコープは、肉眼では見えにくい細かい部位を2〜20倍以上に拡大できる医療用顕微鏡で、自費の根管治療において、より精密で確実な治療を実現しています。 さらに、自費治療では根管内への細菌侵入を防ぐために「ラバーダム」が使用されることが一般的ですが、保険治療でラバーダムを使用する医院は比較的少ないです。


歯科の保険治療では、使用する材料や薬剤は事前に指定されており、それ以外のものの使用は制限されています。 自費治療では、歯科医院ごとに最適と考える材料や薬剤を選択できます。自費で根管治療を行う歯科医院では、欧米諸国で成功している材料や薬剤を積極的に導入しています。



精密根管治療は通常の根管治療とは異なり、高度な診断技術や精密な治療器具を使用して行われます。精密根管治療の最大のメリットは、歯を残すことであり、抜歯を避けることができます。また、痛みや腫れを最小限に抑えることができるため、治療の負担が軽減されます。他にも、治療後の再発リスクが低くなるなど、長期的な視点での効果が期待されます。
治療の選択肢として考える際には、歯の状態や患者の希望、予算などを考慮し、歯を残すことの重要性を考えてみましょう。

抜歯回避のために

根管治療の成功には、根管内の細菌をできるだけ「無菌」に近い状態に保ち、根管内に薬剤を密に詰めて新たな細菌の侵入を防ぐことが不可欠です。

根管は細くて肉眼で見えない上、曲がったり枝分かれしたりと形状が複雑です。従来の治療では歯科医の感覚に頼っていたため、治療の予後に差が出ることがありました。

自費の根管治療では、歯科用CTやマイクロスコープを利用して根管の内部を「可視化(見える化)」し、より精密で確実な治療を行います。また、殺菌作用の高い薬剤や根管の壁に密着して感染を防ぐ薬剤を使用して、根管内を「無菌化」します。 このような自費治療は海外と同等のレベルで、高い成功率と良好な予後をもたらします。


自費治療のもう一つの利点は、”治療期間の短縮”です。通常、保険治療では複数回の通院が必要ですが、自費治療では1回の治療に長い時間をかけることができ、通院回数を減らすことができます。


”抜歯を回避できる精密根管治療”

また、根管治療の対象となる歯には、ヒビが入っていたり、過去の治療で根管に穴が空いていることがあります。保険治療ではこれらのケースが抜歯につながることがありますが、自費治療では高度な機器や薬剤を使用することで、歯を保存することができる可能性が高まります。 さらに、歯科用CTやマイクロスコープを使用することで、レントゲンや肉眼では見えない小さなヒビも確認できます。これらのヒビは早期に対処することで、将来的な歯の破損を防ぐことができます。


保険治療と精密根管治療は、歯の治療方法として選択肢の一つとなります。保険治療は一般的な歯科治療であり、一定の基準に基づいて行われます。一方、精密根管治療はより高度な技術が必要とされる治療であり、根管内部を精密に処理することで再発を防ぐことができます。

精密根管治療は保険治療よりも費用がかかる場合がありますが、長期的な視点で見ると精密根管治療の方が持続性が高く、再発率が低いと言われています。したがって、症状の重さや治療の効果を考慮しながら適切な治療方法を選択することが重要です。

治療効果の比較
費用と保険適用
根管治療は歯の内部の感染や炎症を治療するための重要な治療方法です。しかし、根管治療の費用について気になる方も多いことでしょう。一般的に、根管治療は保険適用されるケースと自費診療となるケースがあります。保険適用される場合は、一定の範囲内で治療を受けることができますが、自費診療を選択した場合は、より高度な治療や精密な方法を選ぶことが可能です。

保険適用の場合、通常の根管治療が適用されることが多いですが、症状や状態によっては特定の処置が必要となる場合もあります。その際は、自費診療を選択することで、より確実な治療を受けることができます。根管治療の費用や保険適用の方法については、当院の専門スタッフが丁寧に説明し、患者様と共に最適なプランをご検討いたしますので、ご安心ください。

根管治療に関するさらなる疑問やご希望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。当院では患者様のニーズに合わせた適切な治療プランを提供し、歯の健康をサポートいたします。
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根管治療は、その歯の長期的な健康に大きな影響を与える重要な治療です。治療の成否がその歯の寿命に直結すると言っても過言ではありません。自費の根管治療は高額な費用がかかるため、治療を受けるハードルは高いですが、長期的な視点で考えると、生涯にわたって歯を保持するという点で大きな利点があります。 また、抜歯が勧められた歯についても、状況によっては自費治療で歯を保持できる可能性があります。そのため、気になる方は自費治療を提供している歯科医院を訪れ、一度相談してみることをお勧めします。


保険の根管治療と精密根管治療に関する疑問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。歯科医師が丁寧にお答えいたします。

当院では患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療プランを提案しております。虫歯や歯の痛みでお悩みの方、根管治療に関して不安や疑問をお持ちの方、お気軽にご相談ください。費用や治療方法についても詳しくご説明いたします。

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